配当重視の投資家はDPR(配当性向)を確認してポンコツ株を避けよ!

米株投資家のひめです。

Twitterで「配当利回り5%!高い!」とか絶叫してる人はよくみかけますが、「DPR(配当性向)低い!増配の余地あり!なんてヘルシー!!」と感動を呟く人が少ないのなぜでしょう?

ひめ流ワード解説
・DPR:Dividend payout ratioの略称。1株あたり配当(Dividend per share)÷1株当たり利益(Earnings per share)によって算出します。低ければ低いほど、配当が安全であることを意味します。

減配で阿鼻叫喚(*_*)

減配はとにかく悲惨です。企業が減配を発表するとき、たいてい株価は下落基調です。ただでさえ含み損を抱えているのに、減配が含み損拡大に拍車をかけます。まさに踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂、傷口に塩です。

この記事を執筆しながら、なにかいい例がないか探していたら、驚くべきことに、2月22日、バフェットの主力銘柄の一つ、クラフト・ハインツ(KHC)が、①「クラフト」ブランド、「オスカーメイヤー」ブランドに関連した多額の減損費用の計上、②SECから会計慣行に関して召喚状を受け取っていること、③四半期配当の▲36%カットを発表しました。この結果、23日、株価は一日で▲27.46%もの下落を記録しました。

このほか、記憶に新しいのは、ゼネラル・エレクトリック(GE)です。2018年10月30日に配当の▲9割強カットを発表しました。同社は、2017年11月13日(▲50%カット)、金融危機後の2009年にも減配を発表しています。米国にはDividend King(50年以上連続増配株)、Dividend Aristocrat(25年以上)、Dividend Achiever(10年以上)であわせて300株強あるのに、わずか10年ほどの間に3回も減配するポンコツ株を選ぶ理由は全くありません

高配当・高配当性向の株はジャンクフード

高配当で配当性向も高い銘柄はジャンクフードのようなものです。ジャンクフードは脂っこくて味が濃くて美味しいですが、そればかり食べていては胃がもたれてきて、いつかは健康に支障をきたします。一定程度ヘルシーなものも食べなければなりません。

もし保有株の配当性向が全て80%~で、リタイヤして数年もしないうちに暴落がきたとして、保有銘柄が相次いで減配したらどうするんでしょうか?
また復帰するんでしょうか??
そもそも景気が冷え込むなか、希望する職がみつかり復帰できるんでしょうか???

一つの判断基準

企業の配当が安全かどうかは、DPRを確認すればすぐわかるというほど単純なものではありません。なぜなら、EPSが高い伸びを示していれば、DPRが高くても配当を維持することができます。また、借金をして配当に回すことだって可能です。このため、配当の原資となるフリーキャッシュフローの推移等も確認する必要があるでしょう。

とはいえ、みながみな企業の決算に精通しているわけではありませんし、フリーキャッシュフローの推移を確認できる時間的余裕があるわけでもありません。DPRは簡単に確認できる指標として配当の健全性をざっと確認するのに有効です

ひめはDPRが80%を超えると黄色信号と判断しています。ひめ株ポートフォリオの配当性向は以下のとおりです。減配の懸念があるのはPMのみで、そのウエイトはわずか全体の3.7%に過ぎません。そして、配当性向がどこか一部のレンジに偏ることなく、バランスよく分布しています。

ひめは株価暴落時も毎晩枕を高くして、ヘルシーな配当を享受し続けます。

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