会社で趣味は何?って聞かれたら、あなたはなんと答えますか?
ここで株をやってることを秘密にするとすると、ひめみたいな株オタクは職場で何も言えなくなってしまいます(他に映画・音楽とかあるけど、人並み)。
けれどひめはそれでいいと思っています。なぜなら、株をやってることを公言することには、いくつものデメリットがあるからです。
株好きを公言することのデメリット
1.生意気なやつだと目をつけられる
グローバル化の波で崩れてきているとはいえ、大企業では未だに年功序列の給与体系の会社が多いです。しかし、株式の運用が上手くいくと、総収入という点では、さほど苦もなく、ワンランク上の職位の先輩の給与をブチ抜くことができます。
特に大企業では、少数精鋭主義を採り、なんのお金にもならないポジションに紐づく名誉で差別化を図る会社がよくみられます。これは手取りベースでみたときに両者でわずかな差しかないことを覆い隠すためのもので、社内の秩序なんてものはギリギリの均衡の上に成り立っているのです。
にもかかわらず、もし若者が株式運用で成功を収め、総収入で上司を上回っていることが明らかとなれば、上司への尊敬の念も薄れてしまうため、社内の秩序を保つのが難しくなます。当然、上司個人としても面白くないでしょう。
2.賞与査定上のマイナスのリスク
これは1.とも関連します。何か仕事で上手くいかないことがあったとき、「株なんかやっているからだ」とケチをつけられるくらいであればまだマシですが、以下の図式で賞与の査定等でマイナスを食らう可能性だってあります。
あいつは株が好きで儲かっているらしい。
→住民税の納付額を確認してみよう。
→給与収入に対して住民税の額が多いと、あいつは株でこんなに儲かってるのか?!
→儲かってるなら査定を減らしてもいいだろう!!
決して表向きの理由として出てくることはありませんが、こうした事態となる可能性はゼロではありません。
3.社内規程での禁止行為を疑われるリスク
これも1.と関連しますが、会社によっては、社内規程によって株式取引が禁止されてる会社もあります。これは業務内容によっては、一般的には入手できない情報を得ることができ、こうした業務上得られるインサイダー情報を利用して儲けることは不公平だからです。
具体的には、以下のような内容の規程です。
- 日本株の売買は禁止。
- 特定の業界の株の売買は禁止。
- 短期売買は禁止。
- 特定の条件のもとで株を購入したときは会社への報告が必要。
「火のない所に煙は立たぬ」と言いますが、「火がなくたって煙が立つ」のが日本の会社です。株で儲かっているということを言うと、「禁止行為をやってるんじゃないか?」と根も葉もない噂をたてられるリスクがあります。
ちなみに、ひめは、職場に女性陣から人気のある男性がいたとき、当時、彼氏もいないのに、「あの子はもうすぐ結婚する」との噂をたてられたことがあります。陰湿。
まとめ
米国では株式運用で儲けることに対してなんの後ろめたさもありません。一方、日本では有価証券(株式、投資信託等)を保有している人はわずか18%と少数派で、出る杭は打たれるのが常です。
結局、言わぬが華。
株好きを公言することで得られるメリットとして、有用な情報が集まってくる、株仲間ができるといった点が挙げられますが、こうしたメリットを享受できるチャネルとして今の時代は大変恵まれていることにSNS、ブログがあります。
ひめはささやかながらこのブログを通じて、意見交換や交流ができればと思っています。
ひめ
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